先日、長女の塾の宿題を見ていて、「これ私がよくわからん! うまく説明できない!」となった問題がありました。
国語の文型の区別の問題です。
たとえば、
教室がにぎやかだ。
と、
かれはリレーの選手だ。
この2つの文は同じ「○○だ」という見た目ですが、文の型は違います。
前者は「~は<どんな>だ。」
後者は「~は<名詞>だ。」という文の型となります。
これ、小学生に教えるとしたら、どうやって説明すればいいでしょう?
小4では品詞名は習わず(名詞、動詞、形容詞など)、
文の型を4つに分ける、という学習をするようです。
そのうちの2つ、
「~が(は) <どんな>だ。」
「~が(は) <名詞>だ。」
この二つの文は、パッと見、似ています。
だから、実際テストで問われた時、多くの子がつまずく箇所ではないでしょうか。
私も、どう見分ければいいのか、疑問に思い調べてみて、
なるほど! そういうふうに区別すればいいのか、簡単じゃ~ん! と目から鱗でした😏
「とても」をつけてみる
「○○だ」の直前に「とても」をつけてみて、自然に文が成立すれば「<どんな>だ」の形です。
「とてもにぎやかだ。」⇒自然なので、「<どんな>だ」の文型。
「とてもリレーの選手だ。」⇒不自然なので、「<名詞>だ」の文型。
他にも、名詞に接続する時に、「の」で接続するか、「な」で接続するかで見分ける方法もありますが、
小学生に教える時は、「とても」をつけて区別する方法がいちばん簡単で分かりやすいと思います。
ちなみに長女は、特に疑問に思う様子も無く解いていたので、どう区別してるか聞いたところ、
何となく感覚で区別しているようでした😅
「にぎやかだ」は、何となくどんな状態かを表してるっぽい、
「選手だ」は、どんな状態ではないっぽいから、というようなことを言ってました。
だから、「『とても』をつけると区別しやすいよ~!」と得意げに話したら、
へ~ と軽く流されました・・・。反応うす~。
この問題に苦戦してたの、長女ではなく、私の方でした・・・🤣