こんにちは! よっさんです。
前回はビタミンについてまとめました。
今回はビタミンの知識を使って、調理師試験の過去問を解いてみましょう☆
問1 脂溶性ビタミンに関する記述について、正しいものを一つ選びなさい。
<平成30年 調理技術センター問題より>
1 ビタミンAは、カルシウムの腸管吸収を促進する。
2 ビタミンDは、血液凝固に必要である。
3 ビタミンEは、抗酸化作用を示す。
4 ビタミンKは、欠乏すると夜盲症を発症する。
≪解 説≫
正しい選択肢を選ぶ問題。
つまり、3つは誤ったことを言っています。
1 カルシウムの腸管吸収を促進する → ビタミンD の記述です。
2 血液凝固に必要である → ビタミンK の記述です。
4 欠乏すると夜盲症を発症する → ビタミンA の記述です。
3 抗酸化作用を示す → ビタミンE の記述!
正答:3
問2 血液凝固に関係するビタミンとして、正しいものを一つ選びなさい。
<令和元年 調理技術センター問題より>
1 ビタミンA
2 ビタミンD
3 ビタミンE
4 ビタミンK
≪解 説≫
1 ビタミンAは、皮膚、粘膜、視覚に関与します。
2 ビタミンDは、カルシウム、リンの吸収を促進するし、骨の形成に関与します。
3 ビタミンEは、抗酸化作用を示します。
正答:4
問3 ビタミンに関する記述について、誤っているものを一つ選びなさい。
<令和2年 調理技術センター問題より>
1 水溶性と脂溶性がある。
2 人の皮膚で作ることができるものがある。
3 酵素の補酵素になるものがある。
4 ヒトのエネルギー源になるものがある。
≪解 説≫
誤っているものを選ぶ問なので、3つは正しいことを言っています。
ビタミンの特徴は、
水溶性と脂溶性がある。
基本的には食物から摂取しするが、体内で合成できるものもある。
水溶性ビタミンは、補酵素として機能する。
4の選択肢以外は正しいことを言っていますね。
ちなみに、エネルギー源となる栄養素は、炭水化物と脂質です。
正答:4
出来はいかがでしたか?
調理師試験は、マーク式の試験です。
一つの問題に対して4つの選択肢があります。
答えを選ぶ際に、自分が知ってることと選択肢を照らし合わせながら
解いていきますよね。
答えに直接つながる知識を知らなくても、知ってることをつなぎ合わせて
選択肢を見ていくと、答えが絞れたり、見当がつけられることがあります。
本番の試験で、
何この問題!? 見たことないよ! 知らないよ!
ということがあっても、選択肢を一つ一つ見ていって、自分の知ってることは
無いかな? と探っていくと良いですよ♪