【調理師】[食文化概論-2]食文化史実践編

さ~て、

今日は過去問を2問用意しました。

昨日の記事の内容を思い出して、早速解いてみましょう☆


問1 菓子に関する記述で、( )に入る語句の組み合わせとして、正しいものを一つ選びなさい。

<令和2年 調理技術センター問題より>

『ポルトガル人種子島漂着を機に南蛮と称された国々から伝来したカステラや

 ( A )などの南蛮菓子は、( B )や多量の砂糖を使用し、その後の

 日本の菓子文化に影響を与えた。』

    A         B

1 まんじゅう ーーー 寒天

2 ういろう ーーーー みそ

3 こんぺいとう ーー 卵

4 おこし ーーーーー きな粉

≪解 説≫

南蛮菓子についての問題です。

南蛮菓子の代表といえば、カステラやこんぺいとう、ビスケットなどがあります。

関連事項として、南蛮料理の代表に、天ぷら、鶏の水炊き、南蛮漬けなどがあることもおさえておきましょう。

さらに、ポルトガルやスペインから、かぼちゃ、じゃがいも、とうがらし、とうもろこしなどが輸入されてきたこともおさえておくと、さらに良いです!

正答:3


問2 日本の食事様式に関する記述について、正しいものを一つ選びなさい。

<令和元年 調理技術センター問題より>

1 本膳料理は、江戸時代にかけて発達した武家社会の式正料理である。

2 卓袱料理は、修行僧が日常生活の中で食した植物性の材料のみでつくられた料理である。

3 袱紗料理は、酒を楽しむための茶屋料理である。

4 懐石料理は、江戸時代に発達した宴席料理である。

≪解 説≫

代表的な料理に関して、関連キーワードを思い出すことができるようにしておくと解きやすいです。

例えば、懐石料理 → 茶の湯 千利休

    会席料理 → 酒 宴

    精進料理 → 植物性食品のみ(肉や魚などを使わない)

    卓袱料理 → オランダ・中国 大皿料理

    袱紗料理 → 略式本膳 シンプル

    本膳料理 → 武家社会 饗応料理 式正料理 

などですね。

本膳料理は、室町時代から江戸時代にかけて発達したことも覚えておきましょう。

2は、精進料理

3は、会席料理と懐石料理を織り交ぜた記述

4は、会席料理の記述となってます。

正答:1


出来はいかがでしたか?

ここで、過去問を解く時の注意すべきことをお伝えします。

過去問の問われ方のパターンは大きく2つあります。

正しいものを選びなさい という問と

誤っているものを選びなさい という問です。

解いている最中にうっかり正誤を取り違えて答えてしまうことのないよう、

正しい を答えるのか、 誤っている を答えるのか、

しっかり確認しておくといいです。

よっさんも、これよく取り違えてしまうことあるんです・・・。

気を付けようと思ってても、時間が経つとだんだん集中が切れてきて、、、

あれ!? これ、自信あったのに~って、誤ってる方聞いてるやつやん!!

正しい方答えとったわ~😭って💦

本番は細心の注意を払わねば・・・

調理師試験は、時間がたっぷりありますので、見直しを必ずして、

本当はわかってたのに、正誤を取り違えて、間違った解答をしてしまった😱😱😱

ということの無いように!

十分気をつけましょう☺

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